- よみかた：すけばんでか がいでん
-
あらすじ
- ある財団の理事長室。財団の奨学金を受けていた学生が、2年間で5人、事故で亡くなった。奨学生が加入させられている保険金の受取は、名義こそ様々だが最終的には財団理事長に行くことをサキは突き止めた。
- 警察も保険会社も、誰も理事長と結びつける者はいなかったが、サキだけは見抜いた。犠牲になった学生たちの恨みの声が、サキには聞こえた。同じ学生だから、同胞（なかま）だから、スケバン刑事だから！
-
主な登場人物
- 麻宮サキ，財団理事長，財団のボディガード
-
初出掲載誌
- 1986年（昭和61年）Ｂ－ＣＬＵＢ9号／バンダイ
-
収録先コミックス
- ＭＦ／スケバン刑事 第12巻
-
★メモ★
- 「麻宮サキ 生前より──」と記された4P作品。ＭＦ版12巻メイキングによれば、スケバン刑事の「紹介用」なのだとか。
- B-CLUBはバンダイの模型誌。ドラマ人気で何度かドラマ関係の特集が組まれていた。この号の頃は左綴じだったため、通常の漫画雑誌の読み方とは逆に左ページから始まっていた。
- 私設和田慎二FC会誌に二度（別々の２サークル）許可を取って収録されたことがある。
◎私的分類ナンバー：著作作品 078