薄皮一枚実験室

「なぜ妻に？」「惚れたから」わおわおわおーぅ！　惚れた、この言葉を直接蓮子にぶつけることはないと思ってたから、んもう大興奮(;ﾟ∀ﾟ)=3

でもその後がマズかったorz　惚れたのは身分と顔。やっぱり売り言葉に買い言葉的な。そして蓮子は涙する。ガッ！と蓮子の頬を掴む、その表情もそうだけど、手を放すときの愛おしげな手というか指の、この名残惜しいような指使いに、んもうキュンキュンでしたわよぅっ。ホントにもう、不器用すぎて涙が出るよ嘉納さん。

あなたは私を理解しようとしない。それオマエモナーだよ蓮子。蓮子も嘉納のこと理解しようとしてないじゃん。言葉通りに受け取って、その裏を知ろうとしない。想像しない。女に学問は不要。それは蓮子への当てつけじゃなくて学のない自分自身の不甲斐なさ、コンプレックスからだってこと、嘉納の本心読み取る努力していれば、何となく気づけそうなものなのにね。

おとうのせいで、おじいやん倒れた。朝市の告白は更に遠のくのか？　それとも告白できずに東京行きになってしまうのか。あー。不憫すぎる朝市。

有働さんぢゃないがキュンキュンした～！　金蔓にされることわかってて伯爵兄ちゃんに金渡す。お前のために使う金なら惜しくない。どんだけ惚れてんだよぅ嘉納さん。でも売り言葉に買い言葉なのか、こんな高い芸者いないって続けちゃったから～！……orz

前々から蓮子パート見てて、蓮子にイライラした。元々の性格もあるだろうけど自分を譲らない、相手を自分に合わせようとするところにイライラする。躾けは大事だよ、でも次から次へと、いくつも同時にあれこれ要求したって（冬子の食事マナー）無理だよ。結果、空回り。

愛人の子であっても伯爵家に引き取られ、厳しく躾けられたから今の蓮子（の考え方）があるけど、プライド高すぎなのは誰の影響なんだろね。腹違いとはいえ兄ちゃんは平気で、年上の義弟のところに金の無心に来るのにね。相手のレベルにまで落ちなくていいから、相手に寄っていくくらいすればいいのに、といつも思う。

嘉納さんも無学で読み書きできないゆえに、教養溢れるお姫様の蓮子にコンプレックスというか、素直に言葉や態度に出せないもどかしさというか。そんな硬直な言い方や態度ぢゃなくて、もっとデレっちゃいなさいよぅ、とは思う。

このまますれ違いが続いて夫婦としては破綻していくのかな。モデル史実では年下男と駆け落ちらしいし。あの若い新聞記者だろうな、相手。歌人としては類い希な才能の持ち主でも、客観的に見たら同じ女としては、ちょっとイヤンかな。境遇の不幸さは十分わかるけどさー。

先週あんまり見ていなかったので、蓮子が結婚を決心した理由とか気持ちをいまいち理解してないけど、いわば家のために身売りさせられたんだよね。親子ほど年の離れた成金の後妻。

見合いの席での蓮子の態度に「断られるに決まってる」と言った石炭王嘉納。あさイチ内藤さんじゃないけど、そこら辺が私も引っ掛かって、年寄りで偏屈、怖そうなイメージとは裏腹に、とても優しい良い人なんじゃないかと思うんだ。っていうか、そうであって欲しい。でもって兄には即答で却下された歌…短歌の勉強を、快く許してくれるとか。っていうか、そうであって欲しい。

家、家族のために、見初められた金持ちに。でも後々幸せに……っていうと、12年前期朝ドラ「梅ちゃん先生」の、あかねを思い出す。家が貧しくて親が病気で弟や妹がいて、勤め先で中島という金持ちおじさんに見初められて、愛人…当時の言葉なら妾が適当か…になった、あかね。非力な竹夫は黙って見送るしかなかった。互いに告白はしてなかったけど相思相愛な２人が、金持ちのおじさんに引き裂かれる。おじさんは当然、悪役として最初は描かれていたけど、その後、本妻が病気で亡くなり、あかねを後妻として迎えたこと。あかねが得意としていた歌…これは音楽に合わせての歌…や音楽で、社会貢献しようとしていたことがわかり、凄い良い人だったんだ！　あかねのこと本気で好きで、ちゃんとケジメを付けてくれたことに感動した。

石炭王嘉納さんも、そういう人であって欲しいが、公式サイトの情報からだと、優しいが故に上手くいかなさそうな感じ。。。いや、まだ、優しい人とは断定できないけど。