ドラマのタイトルとキャストくらいしか知らない奴が、そのドラマの新作発表で沸き起こった熱い賛否で感じたことです。
あえてそのドラマのタイトルは出しませんが（検索で引っかかって来ていただいても、有益な記事じゃないですから）BLなお話、で察してもらえると思います。
スケバン刑事2nd（当時。現在のスケバン刑事if）1作目が雑誌掲載された時のことみたい！(^_^;)
新作…連ドラSeason2…の情報が解禁され、同じ役者、同じ役名、でも職種が違う（＝キャラ設定が違う）という、いわばパラレルな世界観、見た目は連ドラ１と同じに見えても実は異なった連ドラ２ということに、否応なくスケバン刑事を思い出しちゃったんですよ。
騒然となるそのドラマ界隈で、あるファンが「作品名で一括りの世界」みたいなことを書いていて、単発ドラマがあったことを知りました。
Wikipedia先生に訊くと、まず単発ドラマがあり、それが好評だったことから連ドラが作られ大ヒット、ついには連ドラから映画が作られ、新作連ドラ２制作へという経緯。
そして単発ドラマと連ドラ１は番組タイトルと主役含むメインキャスト二人、その二人のキャラ名は同じでも、職種が違っていることも知って「やだー、似ているなんてものじゃないかも？」細かい違いはあっても、作品の位置づけが同じように思えたのです。
あ、これは、あくまでも、個人の感想です！ 私個人が勝手に思ったことなので和田ファンがみんなそう思っているとか誤解しないでくださいね。（←一応言っておかないと勘違いする人もいないとも限らないので、念のため）
スケバン刑事も読み切りの「校舎は燃えているか!?」が好評で、設定を練り直して連載版の「スケバン刑事（麗巳編）」へ、そして半ば成り行きで再度連載「スケバン刑事（信楽老編）」へと続き、長い時を経て「スケバン刑事2nd（現スケバン刑事if）」が出現しました。
私の頭の中には…校舎～＝単発ドラマ、連載２作＝連ドラ１＋映画、2nd（if）＝連ドラ２…という対応表ができてしまったのです。
連ドラ２の発表で主に悲鳴を上げているのは連ドラ１からのファンだろうと推測しますが、期待していた「続編」ではない「新作」に嘆くファンの姿に、かつての自分が重なったのでした。
その姿はまさしくサキと麗巳なのに、サキと麗巳ではない全く違う世界の佑希と麗華といわれても受け入れられなかった、あの頃の自分が重なったのでした。
目に見えるものは同じものなのに、違うものとして受け止めろというのは、人によってはとても苦しく時間のかかることです。けれど批判罵倒一辺倒では（思うことは自由でも）建設的でないので、新作に難色を示すファンにも、どこか落ち着ける点が見つかればいいな、と願っています。
2ndに反発した私の着地点は……？(^_^;)