今週末、亀助主役のスピンオフドラマが来る、という今頃、やっと書くという(^_^;)
終わってからちょっと時間が経っちゃった、NHK朝ドラ「あさが来た」。本放送で一度も見逃すことなく全話、いずれかの時間帯で見届けたのは初めてだったり！
山場としては4月1日（金）の「新次郎、逝く」で、4月2日最終話は「余韻を楽しむ」だったのかな、という気が。予告文章では「女学生たちとピクニックに行く」と表現されていたけど、広岡浅子が開いていた勉強会のことだったようで。確かに女学生もいたけど、娘に孫、義弟嫁とその子（姪たち）、弟嫁、と身内率が高かったので、う～ん……(-_-) もっと女学生さんが多ければ素直にお世話係のヘルプ要員と思えるのだけどね(^_^;)
ちょっと期待した村岡花子もいなかった。
丘の向こう？に新次郎の幻影を見るあさ。杖をついての歩行はもどかしく、ついには杖を捨て走りだす。←この辺からファンタジーというか少女漫画というか。これはこれで、とても美しく、それこそ「あさと新次郎のラブラブ夫婦の余韻を楽しむ」終わり方に、絶賛称賛の嵐だったので、ちょっと言いにくいけど個人的には物足りないラストシーンだったかなーって。
私も最初「お迎え？」と思っちゃった一人なので……(^_^;)
今日もがんばってるね、といった新次郎のセリフが「過去形じゃない」ことで、お迎えではなく「いつも側にいるよ」を表現したものだとわかるけど、逆に言えば「過去形じゃないセリフ」だけしか、判断材料がないわけで。
まぁ、きれいに終わった作品に文句言っても仕方ないけど。でも個人的理想を言うなら「新次郎の幻を見た」ってだけで、最後は現実に戻ったあさが、やりたいことやらなきゃならないこと、まだまだたくさんあるから「がんばりまひょ！」で終わっても良かったんじゃ？なんてね。
ファンタジー、少女漫画。個人的には「キャンディキャンディ」見開きの点描ラストページが思い出された。崖の上の新次郎さま！
なにはともあれ、楽しい半年間だった。わくわく、ドキドキ、時々キュンキュン。あー、キュンキュンといえば雁助うめ！ シェイクハンドでさよなら、から何年経ってんだろ。お互い、いい歳だから、生きてる確認も兼ねての手紙のやり取り。もうほんと涙出た。ヨリを戻すことなく奥方とは死別。事業も娘夫婦に任せて隠居…というわりには何もすることが無く仕事手伝ってるらしいけど(^_^) 残り少ない人生を穏やかに、思いを寄せた相手と文を交わしながら。形は夫婦でなくても、雁助うめの二人も素敵な理想的なカップルだよなー、と。
雁助うめ好きにとって、最後にこういう形で決着つけてくれた脚本大森さんには、ほんと感謝！感激！
さて、23日の亀助主演スピンオフドラマ、どんな楽しみが待ってるかな？(^o^)