今さらながらの2017お出かけ記録。
2017年9月9日、豊橋市美術博物館で開催された田中圭一トークショー「松本零士へ愛をこめて」に参加してきました。
当日の様子「田中圭一トークショー「松本零士へ愛をこめて」を開催しました！」（from とよはしまちなかスロータウン映画祭サイト）
2017年10月22日まで開催されていた「漫画界のレジェンド 松本零士展 | 豊橋市美術博物館」に関連した企画で、イタコ漫画家と呼ばれる田中圭一さんが、お下劣トークを含みながら(^_^;) 松本零士愛を語った楽しいトークショーでした。
年齢が私より二歳上らしい田中さんのお話は、もうドンピシャ！ストレートに自分の頭の中に来ましたよ！ 同じ時代を同じように過ごしてきた同士というか。宇宙戦艦ヤマトから始まったアニメブーム。松本アニメとその周辺や当時の人気アニメ話に、笑ったり全力で頷いたり。その点、一緒に行った夫は田中さんより四歳上になるので、ヤマトブームの時はすでに社会人。学生視点、視聴環境と社会人それとは、やはり異なったみたいで、話はわかるけど……と会場のノリには少し付いていけなかったらしい(^_^;)
どうすれば、より似るか？ イタコ漫画家の本領発揮で、プロジェクターで生作画が見られたのは貴重な体験。ペンの種類や太さのこと…カブラペンであの太さ、相当筆圧が高い、顔の輪郭とか目の描き方とか、カラー画の陰の付け方…青色重ねるとか、松本タッチに似せる極意を披露してくれました。
最後に質疑応答があったのだけど、当てられたかどうかは別として、今後リスペクトしてみたい少女漫画…作家でも作品でも…あるかどうか、聞いてみたかったな、と気付いたのは帰り道(^_^;) もし聞けたら和田慎二さんは？なんてことも聞きたかったかな。似せられなければ…がんばっても真似できない絵柄は最初からやらない主義らしいので、和田絵は可なのか不可なのかだけでも聞いてみたかったー。
トークショー前に美術館に入って松本零士展を観て、グッズをいくつか買い、美術館併設のレストランで昼食、と楽しんだ一日。昔の絵は、やっぱりきれいだった。今の絵も並んでいたので、それ観ると余計に「昔は良かった」感が(^_^;) アニメ絵の中に小松原さん増永さん結城さんのが…あるわけなかった(^_^;) 撮影可の立体物に「男おいどん」パンツが散らかった四畳半の部屋もあったのが、結構ツボだった(^_^;)
