和歌山の栄達が（ナレ死と言われる）説明だけで亡くなったことが伝えられ、よのも日に日に弱っていく姿からついに千代の縁談成立を見届けて正吉の元へ。よのお付きのかのも、お役ご免となって加野屋を去った。（ちょっと長いので…）
物語のラストが目の前なためか、なじみな人が次々と退場していく。そりゃそうだよね、あさだって50代くらい？ 古い人たちは寿命が来るよね。いろんな理由で加野屋から離れていくよね。
ここんとこ書くのサボってて、まとめ書きだけど、雁助うめの大人の恋は、とうとう実らないまま総決算されちゃって大泣きした。うめから差し出された握手の手。それをなかなか離せず、思わず抱きしめてしまった雁助。その想いに応えるかのように雁助の体に手を回すうめだけど、やがてそっと自分から体を離し「さよなら」って、もうこれが泣かずにいられますか!?って。
そして、かのの旅立ちに、お互い年だから無理しないで、と雁助から言われた言葉を贈るうめを見て、もううめの中では良き思い出としてしっかり根付いているんだな、と感慨深いものが込み上げたり……。
相変わらず時間経過がよく掴めないのだけど、晴花亭での話し合いから半年以上は経ってるんだよね。千代が女学校を卒業してからは1年半くらい経ってるのかな？ 東柳到来は。独り身でいる奇跡とかなんとか、時代がかっているというか当時の帝大生の普通の話し方なのか、よくわからないけど、あ、元はお武家さんの家柄だったか。
いやだから、ちょっと難解だったけど要は小さい頃から官僚になって日本を動かしたいと思ってたのを、新次郎が話した「トモちゃん」や「加野屋ののれん270年」に心揺さ振られたってことかな。そこら辺、全然説明なかったけど。千代への思慕にそれらがプラスされて、真面目な帝大生が大博打に出たんだね。もし、万が一、千代がまだ結婚してなかったら、大学院という条件はあっても千代と結婚する、婿養子になると。
新次郎のトモちゃん話、切り出しがちょっと唐突感あったけどさ。まあ、結果オーライかな。
兵役義務終えて養之助が帰ってきたー！(^o^) 入れ替わりに藍之助は大阪へ。手に握りしめてたの、名札？ 幸せが再び眉山家に来たと思ったら、来週の予告だと惣兵衛が病に倒れるようで……(/_;)
ずっと停滞していた女子大学校の話も急激に進んで、ついに開校、第1回の始まり（アバン部分）の、あさ開校式の祝辞シーンが出てきて、はぁ～長かったけどついにここまで来たんだねー(^_^) 炭坑は売却され（亀助の悲しそうな顔……）やがて大阪恐慌といわれる不景気の時代に突入。あと2週12回、どういうラストが来るか、楽しみで淋しくて、でもきっと笑顔で終われるラストだと信じてる。