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キャンディと紅茶INDEX
2001年10月25日に最高裁の判決が出ました。新聞やＴＶで伝えられたように、いがらしゆみこさんの上告は棄却され、水木杏子さんの完全勝訴！となりました。裁判官の意見は「全員一致」の上での結果です。
その結果に対して、いがらしさんが出した声明文は、お粗末なものでした。（とうに削除されています）
「いがらしゆみこからみなさまへ」http://www.candycandy.net/new_candy/saiban-new9.html
「上告受理申立理由書の一部」http://www.candycandy.net/new_candy/saiban-new9-1.html
もしかしたら、いがらしさんに同情してしまう人がいるかもしれませんが、今一度、言わせてもらうなら、そもそもの発端は、「キャンディを商用利用する場合は、互いの了解を得る」という約束を破った、いがらしさんによる契約違反であり、キャンディで私腹を肥やそうとした（実際に私腹を肥やした）いがらしさんに非があります。それに、裁判によって、キャンディだけがクローズアップされていますが、他にも「ジョージィ！」（井沢満原作）や「パロスの剣」（栗本薫原作）も同様の被害にあっています。
2005年追記：ただし「ジョージィ！」に関しては、2005年6月「すべてをクリア（隠し事をしない）に。ファンに迷惑をかけない」ことを井沢満氏と約束し、セブンイレブン限定のコンビニ本発売と、CSチャンネル「アニマックス」でのアニメ配信が実現しました。
また、あの声明文には、いがらしさんにとっての都合の悪いことは書かれていません。あちらを読んだ後で、こちらを読むと、それが良くわかります。（片方が消えているので比較できませんね…）
「虐待問題」ニャオさんが書かれた、“05・いがらし声明文に対する抗議文”（キャンディ・キャンディ虐待問題の［最高裁判決を巡って］ 内）
原作者無視の行為が、自分で自分の首を絞める結果となり、謝罪のない声明文で更に多くの人たちを敵に回してしまいました。
2005年追記：真摯な謝罪が無かったことで、一時は国税局や地方検察庁へ「告発文を送ろう」運動もありました。現在のいがらしさんは、地道に漫画家活動をされているようですが、名木田さんのサイトを見ると「2003年に韓国で不正出版があった」という記事もあって、もちろん根拠無く結びつけてはならないのですが、ううーん…と小声が漏れてしまったり………。