☆旧薄皮からサルベージ：2025.05.30
10年ほど前と変わらず、2025年4月期ドラマでも昭和初期の初々しい新婚妻を演じてる芳根ちゃん。確か紀夫の中の人は、なにかやらかして……(-_-;) 基本は投稿時のままで［］内は補足。
●何か何かな ＃べっぴんさん（投稿 2016年10月11日 火曜日）
しばらくドラマカテゴリーの記事を書いてなかったので、書き方を忘れてた(^_^;) ［2016年］10月3日から始まった今年後期のNHK朝ドラ「べっぴんさん」のこと。タグも作った。［←旧ブログ当時。ここでは作ってません］
実は番宣見ても今一つで、始まってからも熱狂までは程遠くて、でもつまんないとか様子見とかじゃなくて、じわじわじわ…と何か心に来るものがあって見続けている。
一日目、二日目は、ちびすみれにイラッとしてた(^_^;) もどかしさっていうか、自分も内気で自分の気持ちをはっきり言葉にすることが苦手だから、きっと自分を見ているようでイヤだったんだろうな。
それでも街中大冒険で、みんなが父に怒られている。浅田に至っては取引終了とまで言われて、勇気を出して大声で父に謝りみんなの許しを請うという姿に、この「爆発」のための今までだったんだよな、と納得。紀夫同様、心を撃ち抜かれたというか(^_^;)
執事さんの転がり芸、私は誰？のボケ、浮いてるスベってる意見もあるけど、私は好き～！ さすがに毎日見るのはキツイけど(^_^;)でも続けて欲しいな。
二週目に入って潔が養子だったり、五十八がゆりに「おまえが嫁に行け」と野上に頭下げたり、板東本家を継いでる嫌みったらしい兄と五十八の関係とか、そして何と言っても紀夫！ すみれに初恋の紀夫！ 潔に失恋したん？と直球で来たよ！
ゆりが潔に同志の匂いを覚え、それに呼応して「惚れた！」潔が似たもの同士なら、すみれと紀夫も…いや、すみれと紀夫こそ似たもの同士だよね。普段はモジモジくんでも、ここぞ！というときには……いやでも、さすがにいきなり失恋は直球すぎだよねぇ(^_^;)
●四つ葉のクローバー ＃べっぴんさん（投稿 2016年10月30日 日曜日）
2週目までのハイスピード展開は幻だったのか？ というくらい3週目からは、かなりゆっくりなテンポになった「べっぴんさん」。4週目の「4」にも掛けてあるのか？ サブタイトル「四つ葉のクローバー」で、ついにキアリス4人がお店をオープンするところまで来た。
明美、誰かを憎まなければ生きていけなかったんだよね。辛すぎて、やりきれなくて。でも、すみれに今までの不満をぶつけたことで固い気持ちが緩んだと思うのよね。そして、すみれの裏表のない真っ直ぐ純真な「お嬢さんの人柄」が溶かした。
贅沢品は売れなかったけど、あさやさんでお店出すことで知り合えた、ご近所のママ友から良子を見つけ再会、そして良子と一緒に君枝を訪ね、女学生時代の親友が揃った。三人とも子持ちで夫の帰りを待つ身という共通点も見逃せない。誰か一人でも夫が帰還していて夫婦家族で幸せなら、うまく纏まったかどうか。
君枝の姑に「巻き込み禁止」言われてたけど、君枝自身が生きる希望を見つけちゃったから、強いこと言えなくなっちゃった。いや最初、家を没収されお姑さんと使用人部屋で同居と知って、いびられてるんじゃないかと心配しちゃったけど(^_^;) やさしい、いいお姑さんだったな。
昔、憎しみはあっても、すみれを麻田の元へ連れてきてくれた、というのが明美の本当の姿で、根は優しいんだよね。商売も赤ちゃんの何たるかもよく知らない三人を見かねて参戦。四人の手が結び合う、それを傍らで喜び小さくパチパチと拍手する麻田さん！妖精だの天使だの、ほんとかわいい。あ、その前の子守で「げたげたげたー」も！ ご自分のお子さんもあんな風にあやしてたのかな？なんて。
愛情、勇気、信頼、希望（順不同）そろった四つ葉のクローバー。なにやら5週は五十八パパの奮闘が見られそう。すみれだけでなく、ゆりにも。娘たちに父の背中を見せる！
●よう似てはりますな #べっぴんさん（投稿 2016年10月31日 月曜日）
商いを始めた頃の五十八パパは、信用第一で採算は度外視してたことを忠さんにバラされた。親子やねー(^_^) きっと腰も低かったんだろうと。媚びじゃなくてね。
近江の本家、長太郎兄ちゃんは五十八とは正反対な感じだったのかな。プライド高くて割と高圧的で。だから商いも上手くいかず、傾いた家のためとかなんとか言って、弟から平気で得意先を奪うことが出来たんじゃないかなーと。
まっすぐに見ないと、すべて曲がって見えてしまう。今日の麻田さんもいいお仕事してますわ。麻田さんの言葉で、使用人の娘だの貧乏人だの、明美のコンプレックがなくなって、素直な心が取り戻せるといいな。
あんたらも闇米買って食べてるんだろ？って潔、あかん煽りすぎー(>_<)
●二郎の決断 #べっぴんさん（投稿 2017年2月10日 金曜日）
なんか、なんかな。今日の二郎の「東京行きやめて五月と暮らす」決断がな、どうにもお粗末すぎて涙出た。
呑んだくれの父親が家出、母は泣いてばかりで、二郎が東京行ったら生きられないと弟に泣きつかせる。
なんでこんな蛇足もいいとこなエピ入れるかな？
普通に、五月と子供が自分にとって一番大事だと気付いて、でいいじゃない？
すずママに、他人を蹴落としてでも自分の居場所を作らないと東京で成功できない、と言われたんだから、そこから考えに考えて、五月と子供を選択したってことで、いいじゃない？
これまで多少引っかかることあっても、それなりに行間読んで楽しく見てたけど、今日の二郎の決断には、そこまでに至る行間読めと言われても、とてもじゃないが無理。
二郎がクズ男にしか見えない。